院長先生のブログ
若い生物学者

真面目なネタが続いたので、今日は趣向を変えて、ホッコリする画を紹介します。
『若い生物学者』 ポール・ピール
ポール・ピールが亡くなる前年に描かれた作品です。
画の主人公は巻毛の可愛い男の子。ピールの息子がモデルだと思われます。
破れた靴を履いて、足を広げてちょっぴり偉そうに立っています。
視線の先には茶色いカエルが一匹。
カエルを観察しているか、カエルにお話ししているように見えますw
後ろ手のブリキの缶に捕まえたものを入れるのでしょうか。
後ろの切り株のそばのタンポポの綿毛は、今にも空へ飛び立ちそうで、木々のそばには2羽の蝶々が戯れながら飛んでいます。
白い蝶は「天使たちの守護」ともいわれ、幸運の印とされています。
「可愛い息子に幸せに成長してもらいたい」という親の願いが込められた絵なのでしょうねw (小児科 土谷)