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見附市小児科 みつけこどもクリニック | 小児科一般診療・予防接種・乳児健診 見附市

アンデルセン

藤城清治さんの切り絵に惹かれて手に取った1冊です。

 

「藤城清治 影絵の絵本 アンデルセン」 原作:アンデルセン 作:藤城清治
以下のアンデルセン童話の絵本ですが、知らなかったアンデルセンの童話もあったので新たな発見でしたw

【ひなぎく】
別荘の片隅に咲いていた小さなひなぎくは、美しく歌うヒバリと出会い、生き甲斐を感じますが、ヒバリは捕まえられ、鳥かごに閉じ込められてしまい…。


【ハンスのもらった鳥かご】
お金持ちの家の庭働きの夫婦の長男・ハンスは、歩けないながら、読書が好きな利口な少年。そんなハンスは、鳥かごに入れられた1羽の綺麗な小鳥をもらいますが、ある日、入り込んだ猫が小鳥を狙い、必死になったハンスは…。


【眠りの小人のオーレおじさん】
いい子のベッドに広げると素晴らしい夢を見させる綺麗な色の傘と、悪い子のベッドに広げると夢も見ないで爆睡させる黒い傘を持つ、眠りの精のオーレおじさん。そんなオーレおじさんとヤルマール少年の1週間の物語。


【小さいイーダの花】
イーダの部屋の、花瓶に差した綺麗な花が、1日でしおれてしまい、不思議に思っていると、昨夜、舞踏会に行ってぐったりしているのだと聞き、怪訝に思うも…。


【小さなもみの木】
森の中で、早く空いっぱいに枝を広げた大きな木になりたいと願うもみの木。何年か経って大きくなると切り倒され、クリスマスツリーとして飾り立てられますが…。

 

精一杯生きている生き物たちの、時には悲しく、時には喜びの物語を、藤城清治の影絵が美しく彩っています。

人生とは、そういった「喜怒哀楽に満ちたもの」ではないでしょうか。。 (小児科 土谷)

 

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