院長先生のブログ
第151回県央小児臨床研究会
今日は県央基幹病院で第151回県央小児臨床研究会でした。
演題① リウマチ熱の1例
済生会県央基幹病院 小児科 熊倉俊一先生
演題② 当院でのコロナ禍前とコロナ禍中の感染症発生数の比較
いがらし小児科アレルギークリニック 五十嵐隆夫先生
検討事項
① 吉田病院 子どもの心診療科 新規患者受付に関して
② その他
リウマチ熱は自分も何例か遭遇したことがありますが(舞踏病、関節炎etc)、自分の過去の教訓としては、見落とさないように「先入観をなくし、常に鑑別疾患の念頭に置いておくこと」「疑わしい症例は初診時に(レセプトで切られない範囲で)スクリーニング検査を広げて出しておくこと」が大切だと思っています。
見附地域では、この約2年、溶連菌が断続的に流行していることもあって、溶連菌感染後反応性関節炎やPSAGNのお子さんを外来で見かけることはありましたが、リウマチ熱のお子さんが今のところ発生していないのはラッキーです。溶連菌感染症と診断された場合は、一次予防として、きちんと抗菌薬を服薬しましょうw
最後に、研究会後に病棟と小児科外来を案内していただいた小嶋絹子先生、ありがとうございました。
昔の同僚である熊倉先生にもお会いできて、とても懐かしかったです。
県央基幹病院の皆様、今後ともよろしくお願い申し上げます! (小児科 土谷)