9月9日から9月15日までの感染症情報です。

◆新型コロナウイルス感染症に注意しましょう。

＊定点あたりの報告数が全県で8.21と前週の11.55に比べ減少しました。

◆手足口病の警報を発令しています。

＊定点当たりの報告数が全県で7.71と前週の5.64に比べ増加しました。国の示す警報基準（定点当たり５）を超えています。

◆警報を発令している疾患

全県に警報を発令している疾病：手足口病（警報基準５、終息基準２）

国の示す警報基準以上となった管内のある疾病：

　咽頭結膜熱（警報基準３）：三条、上越

　手足口病（警報基準５）：新潟市、新発田、三条、長岡、魚沼、十日町、柏崎、糸魚川、上越

◆上記以外の感染症に関する情報は下記HPを参照してください

新潟県感染症情報（週報速報版）をお知らせします　令和6年第37週 – 新潟県ホームページ (niigata.lg.jp)

◆クリニック周辺の感染症情報

＊断続的に溶連菌感染症が認められているので、ご注意ください。診断された場合は処方された抗菌薬をきちんと飲みきりましょう。

＊手足口病は一部の保育園で流行しています。COVID-19は学童・成人に目立ちます。いずれもご注意下さい。

＊RSウイルス感染症、急性胃腸炎はピークを越えたみたいですが、受診される患者さんはゼロにはなっていません。基本的な感染対策の徹底と、体調不良時は外出を控えましょう。

＊朝夕ずいぶん過ごしやすくなってきました。その一方、この時期は秋雨前線で天気がぐずつきやすく、体調不良を訴えるお子さんが増える時期です。これから秋の行楽シーズンを迎えます。体調がイマイチなお子さんは、今のうちにきちんと治してしまいましょう。　（小児科　土谷）