院長先生のブログ
新潟県の感染症情報
9月23日から9月29日までの感染症情報です。
◆手足口病の警報を発令しています。
*定点当たりの報告数が全県で10.09と前週の8.36に比べ増加しました。国の示す警報基準(定点当たり5)を超えています。
◆警報を発令している疾患
全県に警報を発令している疾病:手足口病(警報基準5、終息基準2)
国の示す警報基準以上となった管内のある疾病:
咽頭結膜熱(警報基準3):上越
手足口病(警報基準5):新潟市、新発田、三条、長岡、魚沼、十日町、柏崎、糸魚川、上越
◆上記以外の感染症に関する情報は下記HPをご覧ください
新潟県感染症情報(週報速報版)をお知らせします 令和6年第39週 – 新潟県ホームページ (niigata.lg.jp)
◆クリニック周辺の感染症情報
*年齢を問わず、溶連菌感染症が断続的に流行っています。
*園児、学童を中心に手足口病が流行っています(今シーズン、2回罹患したお子さんもいました)。
*COVID-19が散発しています。今後の感染拡大にご注意ください。
*RSウイルス感染症、感染性胃腸炎は以前より減ってきました。
*先月あたりから、稲刈りの時期も相まってか、くしゃみ・鼻水・鼻詰まりのアレルギー性鼻炎症状を呈するお子さんも目立つようになってきました。そして、天気も周期的に変化する時期であるため、体調を崩されるお子さんも増えています。これから秋冬の感染症シーズンが到来します。現在体調を崩されているお子さんは、今のうちにきちんと治してしまいましょう! (小児科 土谷)