院長先生のブログ
新潟県の感染症情報
2月10日から2月16日までの感染症情報です。
◆インフルエンザの警報を解除します。
*県内では定点当たりの報告数が全県で6.97と前週の10.79に比べ減少しました。国の示す終息基準(定点当たり10)を下回ったため、警報を解除します。
◆警報を発令している疾患
全県に警報を発令している疾病:なし
国の示す警報基準以上となった管内のある疾病:
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(警報基準8):三条、村上
感染性胃腸炎(警報基準20):上越
水痘(警報基準2):上越
伝染性紅斑(警報基準2):村上、上越
急性出血性結膜炎(警報基準1):三条
◆上記以外の感染症に関する情報は下記HPを参照してください
新潟県感染症情報(週報速報版)をお知らせします 令和7年第7週 – 新潟県ホームページ
◆クリニック周辺の感染症情報
*インフルエンザのピークは越えましたが、インフルエンザが散見されます(A>B)。ご注意ください
*断続的に溶連菌感染症が流行しています。ご注意ください。
*一部の保育園を中心に、ヒトメタニューモウイルスの流行を認めています。感染拡大に注意しましょう。
*一部の園で、ノロウイルスによる感染性胃腸炎の流行を認めています。ご注意ください。
*水痘の患者さんが散見されます。予防接種をまだ受けていないお子さんは早めにワクチン接種を受けましょう。
*寒波が続いていますが、もうすぐ3月です。上記のようにさまざまな感染症が流行していますが、来月からは本格的に花粉症のシーズンが到来します。現在体調を崩されているお子さんは、今のうちにきちんと治してしまいましょう。外出される際は、基本的な感染症対策をお願いします。 (小児科 土谷)