院長先生のブログ
新潟県の感染症情報
3月10日から3月16日までの県内の感染症情報です。
◆百日咳に注意しましょう。
*今週の報告件数は70件でした。(前週の報告件数は45件)
*10歳代で多く患者が発生しています。
◆警報を発令している疾患
全県に警報を発令している疾病:なし
国の示す警報基準以上となった管内のある疾病:
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(警報基準8):上越
感染性胃腸炎(警報基準20):糸魚川
伝染性紅斑(警報基準2):上越
◆上記以外の感染症に関する情報は下記HPを参照してください
新潟県感染症情報(週報速報版)をお知らせします 令和7年第11週 – 新潟県ホームページ
◆クリニック周辺の感染症情報
*園児、学童を中心に、断続的に溶連菌感染症が認められます。ご注意ください。
*COVID-19が幅広い年齢(乳児含む)で散発しています。今後の動向にご注意ください。
*一部の保育園で水痘が散発しています。ワクチン未接種の方は罹患する前に予防接種を受けましょう。
*ピークは越えましたが、吐き気・下痢の感染性腸炎の患者さんが認められています。飲食前の手洗いなど、基本的な感染症対策を行いましょう。
*一部でインフルエンザB、伝染性紅斑などが認められています。ご注意ください。
*春休みに入った学校も多いのではないでしょうか。この時期、自ずと外出する機会が増えますが、まだまだ寒暖差も大きい日も多く、スギ花粉症のシーズンと重なって体調を崩される方も多いと思います。楽しい春休みを過ごせるよう、体調管理をきちんと行いましょう。 (小児科 土谷)