6月2日から6月8日までの感染症情報です。
◆百日咳に注意しましょう。
*今週の報告件数(保健所受理件数)は176件となってます。
◆伝染性紅斑の定点あたりの報告数が国の示す警報基準を超えています。
*定点あたりの報告数が全県で3.50となり、前週の2.70と比べ増加しています。国の示す終息基準(定点あたり1)を下回るまで警報を継続します。
◆警報を発令している疾患
*全県に警報を発令している疾病:伝染性紅斑
◆上記以外の感染症に関する情報は下記HPを参照してください
新潟県感染症情報(週報速報版)をお知らせします 令和7年第23週 – 新潟県ホームページ
◆クリニック周辺の感染症情報
*百日咳の患者さんが小・中学生に認められます。ご注意ください!
*溶連菌感染症が断続的に園児・小学生を中心に流行しています。
*水痘が一部の小学校で流行しているのでご注意ください。
*そのほか、COVID-19、伝染性紅斑などが散見されています。
*梅雨になり体調を崩されるお子さんが増えてきました。この時期は喘息の患者さんが体調を崩されることが多いのですが、上記のような感染症もまだ流行しており、基礎疾患の無い方でも注意が必要です。今週は梅雨としては異例で、高温が続くことが予想されています。熱中症対策も含めて、体調管理に気を付けましょう。(小児科 土谷)