ラーメン好きの自分としては、ちょっと気になったので調べてみました。

今回は日本人一般集団におけるラーメン摂取頻度と死亡率との関連を検討した研究( The journal of nutrition, health & aging. 2025 Aug 01;29(10);100643. pii: 100643.)を紹介します。

Frequent Ramen consumption and increased mortality risk in specific subgroups: A Yamagata cohort study – ScienceDirect

 

山形コホート研究の食品摂取頻度質問票調査に参加した40歳以上の6,725人(男性2,349人)を対象としました。ラーメンの平均摂取頻度を、月1回未満、月1~3回、週1~2回、週3回以上の4群に分類。麺類のスープ摂取量は、「ラーメン、うどん、そばのスープはどれくらい飲みますか?」という設問に対する回答を、「50%以上」と「50%未満」の2群に分類しました。ラーメン摂取頻度と死亡との関連を明らかにするため、Cox比例ハザード解析を行いました。

 

その結果、参加者のラーメン摂取頻度は、月1回未満:18.9%、月1~3回:46.7%、週1~2回:27.0%、週3回以上:7.4%でした。


ラーメン摂取頻度が多い参加者は、より高いBMIを有し、若年、男性が多く、喫煙・飲酒習慣や、糖尿病・高血圧を有する割合が高かったことが分かりました。

また、追跡期間中央値4.5年において145人が死亡(男性85人)し、うち100人ががん、29人が心血管疾患による死亡でした。各背景因子で調整後の多変量Cox比例ハザード解析では、「週3回以上」群は「週1~2回」群と比較して、有意ではないものの死亡リスクが増加する傾向を示していました(ハザード比[HR]:1.52、95%信頼区間[CI]:0.84~2.75、p=0.163)。

 

サブグループ解析の結果、「週3回以上」群では、「週1~2回」群と比較して、男性(HR:1.74、95%CI:0.83~3.65、p=0.140)、70歳未満(HR:2.20、95%CI:1.03~4.73、p=0.043)、麺類のスープを50%以上摂取(HR:1.76、95%CI:0.81~3.85、p=0.153)、飲酒習慣のある人(HR:2.71、95%CI:1.33~5.56、p=0.006)において、死亡リスクの増加傾向がみられました。

 

最早「初老」の自分としては、流石に週3回以上ラーメンを食べることはありませんが、いろいろ当てはまりそうなところもあるので、注意したいと思います。 (小児科 土谷)