Keep Watch

子どもから目を離さない

 

5月となりGWです。これから暑い季節を迎えます。

お子さんとの楽しい時間を「悲しみ」に変えないために、海やプールで溺れないために、事故を起こさないために、事故を防ぐためにできることを確認して起きましょう。

利用者が事故を防ぐためにできること

1)プールを十分理解したうえで利用する:プールの種類や構造、コースごとの水深などを十分理解したうえで利用しましょう。身体に合わない水深は、思わぬ溺れにつながります。

2)ルールを守って安全に利用しましょう:飛び込みや潜行などの禁止事項などは、重大事故につながります。きちんとルールを守りましょう。

3)体調が優れない場合には利用を控える:小さな子ども(学校の授業等含む)の場合は、保護者や監督者が事前に体調を確認するようにしましょう。旅先などでの子どもは無茶をしがちです。そんなとき、保護者や監督者に求められるものがストッパーの役割です。安全第一、健康第一でいきましょう。

4)自分自身で体調の管理を行う(セルフチェック):健康診断だけでなく、血圧や体温、心拍数や呼吸の状態、その時の体調(めまい、立ちくらみ、息苦しさなど)を自分自身で確認しましょう。また、十分なウォーミングアップとクーリングダウンを忘れずに。

5)小さな子どもからは目を離さない:浮き具を持っていても、他の遊泳者との衝突等で手元から離れたり、浮き具から転落してしまい、溺れてしまう事故が発生しています。浮き具を持たせると、保護者の方も安心してしまい見守り(監視)の目を緩めがちです。子どもからは目を離さず、すぐに手を差し伸べられる距離を保つことが重要です。

 

楽しいGWや夏休みに、水に関連する事故に遭わない・事故を起こさないために出来ることを今のうちに確認しておきましょう。(小児科 土谷)