隙間時間に読み終えた1冊です。
「アルケミスト 夢を旅した少年」 (角川文庫) パウロ・コエーリョ
内なる声に従い、夢を貫き通す物語と表現すれば良いのでしょうか。
羊飼いのサンチャゴは、ある日夢に見た宝物を求めて、遠くエジプトのピラミッドへの長い旅に出ました。旅の途中で彼は多くの困難に直面し、何度も挫折の淵に立たされますが、内なる声と運命の導きに従い、前進し続けていきます。
人生の真の目的を見失わずに進むことの重要性を教えてくれる物語です。
サンチャゴは、王様から受け取った石を通じて、自らの内なる声に耳を傾け、自分自身と対話することを学びます。サンチャゴの旅は、ただの冒険ではなく、内面世界の探究でもありました。
**********************************************
人生の旅は予期せぬ出来事で満ちており、それらを乗り越えることで、私たちは自分自身をより深く理解し、成長する機会を得られるということでしょう。
逆境にめげず、夢を貫き通す強い意志。そして何よりも、人生の本当の目的を見失わず、それに向かって進み続けることの大切さを、サンチャゴから教えてもらいました。もう、人生折り返してますけどw
自分の夢に向かって一歩を踏み出す勇気を与えてくれる一冊。ありがとうございました。 (小児科 土谷)