朝食でも食べるキウイフルーツ。

ビタミンCが豊富なキウイフルーツを摂取することで、高度気分障害の人の心理的ウェルビーイングが改善するかどうか検討した研究(Nutrients. 2025 Apr 18;17(8); pii: 1375.)を紹介します。

SunGold Kiwifruit and Psychological Health (GoKiPH): A Randomised Controlled Crossover Trial

 

軽度~中等度の気分障害を有する18~60歳の成人26例を無作為に割り付け、2週間の休薬期間を設けました。各4週間の期間中、参加者はキウイフルーツを1日2個、または通常の食事を摂取しました。主要アウトカムは、キウイフルーツ摂取期間と通常食摂取期間との気分障害総スコアの平均変化としました。副次的アウトカムは、血中ビタミンC濃度、ウェルビーイング、活力、消化器症状で、2期にわたり非盲検クロスオーバー試験を実施しました。

 

その結果、各スコアは通常の食事と比較し、キウイフルーツ摂取時のほうが有意に改善していました。気分障害の総スコアは65.2%(p<0.001)、ウェルビーイングは10.5%(p<0.01)、活力は17.3%(p=0.001)改善していました。血中ビタミンC濃度は27.5%(p=0.002)改善し、消化器症状は16.2%(p=0.003)軽減し、重篤な有害事象は認められませんでした。


以上から、キウイフルーツの摂取によって、気分障害の総スコアが有意に低下し、ウェルビーイング、活力、ビタミンC濃度。消化器症状が改善したことが分かりました。

 

普段、何気なく口にしているキウイフルーツの意外な効果にビックリです。今度食べる時は、じっくり味わって食べようと思いますw (小児科 土谷)