5月26日から6月1日までの感染症情報です。
◆百日咳に注意しましょう。
今週の報告件数(保健所受理件数)は137件となってます。
全国的にも感染者が多い状況となっています。
◆伝染性紅斑の定点あたりの報告数が国の示す警報基準を超えています。
定点あたりの報告数が全県で2.70となり、前週の2.80と比べ減少しました。
国の示す終息基準(定点あたり1)を下回るまで警報を継続します。
◆ダニ媒介感染症に注意しましょう。
つつが虫病が1件(保健所受理件数)報告されています。
◆警報を発令している疾患
全県に警報を発令している疾病:伝染性紅斑
◆上記以外の感染症に関する情報は下記HPを参照してください
新潟県感染症情報(週報速報版)をお知らせします 令和7年第22週 – 新潟県ホームページ
◆クリニック周辺の感染症情報
*溶連菌感染症、アデノウイルス感染症が散発しています。ご注意ください。
*学童、中高生を中心に百日咳の患者さんが発生しています。
*嘔吐・下痢などの消化器症状を訴える患者さんが増えています。
*もうすぐ梅雨が始まります。以前と比べると、若干、感染症で来院される患者さんも減少したように感じますが、これからは梅雨のジメジメシーズンということで、喘息を中心にアレルギー疾患の患者さんが増えてくるものと予想されます。現在体調を崩されている方は勿論ですが、基礎疾患をお持ちの方も梅雨に備えてきちんと体調管理を行いましょう。 (小児科 土谷)


