ときどきの絵本紹介です。一応、小児科なんでw

 

『なにしているの?』よだじゅんいち(ぶん)よこたしょうじ(え)(童心社)

『なにしているの?』

ベルトコンベアーに並んだビスケットの焼き具合を確認する「こうばのおじさん」に、「おかしのおみせ」にやって来た「おきゃくのぼうや」。その「ぼうやのとうさん」は、まいにち まいにち かいしゃへ通っています。

 

『はたらくどうぐたち』
台所にあるなべやまないた、おさらにカトラリーなどが出てきますが、その一つ一つに「にっこり笑顔」の愛らしい顔が描かれていて、ホッコリとさせられます。

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子どもの頃、好きだったイラストレーターの一人が「横田昭次」さんです。
明るくキッシュなイラストは、とても洗練されていて良いですよねw

そして、リズム感のある詩的な文章を書かれたのは、童謡「小鳥の歌」(昭和29年)
「小鳥はとっても歌が好き 母さん呼ぶのも歌で呼ぶ♪」の歌詞を書かれた、児童文学者で詩人の「与田準一」さんで、全て韻を踏んだ文章になっています。

 

自分には洗練されたイラストも、詩的な文章も作ることは出来ないので、感心を通り越して尊敬してしまいます。優しい絵本をありがとうございます。 (小児科 土谷)