こどもを自転車の後ろに乗せているとき、こどもの足が車輪に巻き込まれてけがをする「スポーク外傷」が起こることが知られています。
お子さんを自転車の後ろに乗せる皆さんへ“スポーク外傷”にご注意ください! | 政府広報オンライン (gov-online.go.jp)
スポークとは、自転車の車輪の中心部から車輪の枠(リム)に放射状に延びている針金状の部品のことです。
スポーク外傷は、主にこどもを自転車の後部荷台に取り付けた幼児座席(チャイルドシート)や直接荷台に乗せて走行している際に、こどもの足が後輪に巻き込まれて負うケガのことです。
多くは軽い擦過傷(すり傷)で済みますが、中には足の甲や踵からアキレス腱など広範囲の擦過傷や皮膚の縫合が必要な裂創(切り傷など)やねんざなどを負う例もあるので気をつけましょう。
こどものスポーク外傷を防ぐには?
1)同乗させてよいのは6歳未満のこども、または未就学児
道路交通規則では、原則として運転者以外の人を乗せることはできませんが、幼児座席を設けた自転車に6歳未満のこどもまたは未就学児を1人に限り乗車させることができます。幼児2人同乗用自転車の幼児用座席の場合は2人です。
6歳または小学生以上のこどもの同乗は認められておらず、幼児座席を使用していても、車輪に足を巻き込まれる危険性が高いため、絶対にやめましょう。
2)幼児座席を必ず使用する
6歳未満のこどもまたは未就学児を自転車に同乗させる場合には、幼児座席を使用しなければなりません。幼児座席を選ぶ際は、SGマークが付いているかどうかを参考にしましょう。
3)幼児座席を正しく使用する
幼児座席は、販売店で適切に取り付けてもらいましょう。また、幼児座席を取り付ける自転車には、ドレスガードも装備しましょう。
使用にあたっては、こどもを乗せた状態で荷台の制限重量を超えていないか、破損、変形、傷がないか、座席や荷台にぐらつきがないかなどを点検しましょう。もし異常が確認された場合は使用せず、お近くの販売店などに相談してください。
こどもを幼児座席に乗せるときは、必ず足乗せ部に足を置かせてください。また、万が一の転倒に備えて、座席ベルトをしっかり締め、ヘルメットを着用させましょう。

これからお子さんとともに外出する頻度が増える季節になります。
お子さんを自転車の後ろに乗せる際は“スポーク外傷”にご注意ください。 (小児科 土谷)


