4月7日から4月13日​​までの感染症情報です。

 

◆百日咳に注意しましょう
*今週の報告件数は118件で、令和7年累計報告件数は第15週時点で553件(令和7年4月15日 時点集計)となり、県内過去最多であった令和元年の報告件数(499件)を超え県内過去最多 となりました。

◆警報を発令している疾患

全県に警報を発令している疾病:なし
国の示す警報基準以上となった管内のある疾病:
 咽頭結膜熱(警報基準3):魚沼、村上
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(警報基準8):三条、魚沼
 伝染性紅斑(警報基準2):新潟市、糸魚川、村上、上越
 急性出血性結膜炎(警報基準1):三条

 

◆上記以外の感染症に関する情報は下記HPを参照してください

新潟県感染症情報(週報速報版)をお知らせします 令和7年第15週 – 新潟県ホームページ

 

◆クリニック周辺の感染症情報

*断続的に溶連菌感染症が認められます。

*ここ最近、毎月1~2人程度の頻度で、百日咳の患者さんが認められています。長引く乾性咳嗽、咳つめ発作など百日咳を疑わせるような症状があるお子さんは、医療機関を受診しましょう。

*COVID-19、インフルエンザ、水痘、ヒトメタニューモウイルス感染症が散発しています。今後の動向にご注意ください。

 

*すっかり春模様ですが、上記のようにさまざまな感染症が流行しています。GWも控えていますので、体調を崩されているお子さんは、今のうちにきちんと治してしまいましょう。 (小児科 土谷)