肥満の集団を長期間調査した場合、BMIの変化、慢性疾患の発生率や死亡リスクはどのような影響を受けているのでしょうか(JAMA Netw Open. 2025;8(5):e2511825. doi:10.1001/jamanetworkopen.2025.11825)。
フィンランドからの報告です。電子記録が保管されている約23,000人について、12~35年の期間、BMIの変化を追跡し、BMI変化と慢性疾患(2型糖尿病、心筋梗塞、脳卒中、がん、喘息、慢性閉塞性肺疾患)の発生率や死亡率の関係を調べました。
その結果、経過観察中、BMIが常に25以下だった人たちは、BMIが常に25以上だった人たちに比べて、慢性疾患発生リスクと死亡リスクが約4割少なかったことがわかりました。また、一時期BMIが25以上であっても観察期間中に25以下になった人たちでは、慢性疾患発生リスクと死亡リスクが有意に減少していました。

BMIだけですべてを判定することはできませんが、この報告を見ると、中年期にBMIをおおよそ25以下に保つことには、「それなりの意味がある」と考えても良いのではないでしょうか。
自分も痩せなきゃな~と思うことは多いのですが、、なかなか実現することが難しい。。とりあえずこれ以上増えないように頑張りますw (小児科 土谷)

