先日の飲み屋会話からネタを頂きました。
今回は「相関関係と因果関係は別物」というお話です。
多分その当時は、「相関関係」(=二つが密接に関連していて同時に増減するような状態)があっても、そこに「因果関係」(=原因と結果の関係のある状態)が成立しているかは注意してみないとダメですよ~的な話しを偶々隣に座った会社員の方としていたように覚えていますw
さて、昔Twitterで話題になっていたデータを例に取り上げて、きちんと考えてみましょう。

これは、アメリカ・メイン州における毎年の離婚件数とマーガリンの消費量を二つ並べて示したものです。
ご覧の通り、両者はほぼ一緒に変化しており、あたかも密接に関連しているかのように見えます。
しかし、冷静に考えれば、離婚件数とマーガリン消費量の間に何の因果関係もないことは分かると思います。
このように、時間的な推移にのみ着目してしまうと、あたかも二つの事象の間に何らかの因果関係があるかのような錯覚を受けてしまうのです(両者の間に直接の因果関係があるかどうかは別の解析が必要となります)。
「AとBは時間的によく似たパターンで増減しているので、AがBを引き起こしている」、あるいは「BがAを引き起こしている」などとは簡単には言えない、つまり、時間的にタイミングが一致していても、二つの事象には何の関係がないこともあるのです。
相関関係があっても因果関係があるとは限りません。
相関関係と因果関係ははっきりと区別して考えましょう。
ま、日本酒片手に語るような話題でもないんですけどね。。 (小児科 土谷)


