11月20日から11月26日までの感染症情報です。

 

◆新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は全県で3.09です。

＊今週の定点当たり報告数は、前週の2.16に比べ、1.43倍に増加しました。

＊新型コロナウイルス感染症入院サーベイランスにおいて、県内13の基幹定点医療機関からの定点当たりの報告数は2.08（実数27例）と前週の1.38（実数18例）に比べ増加しました。

 

◆インフルエンザの定点当たりの報告数が国の示す警報基準を超えました。

＊定点当たりの報告数が全県で30.31と前週の19.78に比べ増加しました。国の示す警報基準（定点当たり30）を超えました。

 

◆定点報告

​全県に警報を発令している疾病：インフルエンザ（警報基準30）

国の示す警報基準以上となった管内のある疾病：

​　インフルエンザ（警報基準30）：新発田、三条、南魚沼、佐渡、上越

　咽頭結膜熱（警報基準３）：新潟市

　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎（警報基準８）：三条、上越

 

◆上記以外の感染症に関する情報は下記HPを参照してください

新潟県感染症情報（週報速報版）をお知らせします　令和5年第47週 – 新潟県ホームページ (niigata.lg.jp)

 

◆クリニック周辺の感染症情報

＊インフルエンザAが流行しています。ご注意ください

＊溶連菌感染症が流行しています。ご注意ください

＊手足口病、アデノウイルス感染症、急性胃腸炎を依然として見かけます。ご注意下さい。

 

＊寒い冬の到来です。上記感染症が流行しています。暖房を炊く機会が増えるため、窓を閉め切りがちになります。定期的な換気を徹底しましょう。あわせて基本的な感染対策をお願いします。　（小児科　土谷）