救命率を向上させるには、救急車が到着する前に、救急現場に居合わせた人（バイスタンダー）による適切な応急手当が行われることが重要です。

その一方、日本には「善きサマリア人法」が整備されていないため、安心して応急手当が出来る環境とは言い難いのが現状です。

政令指定都市の中には、バイスタンダーが安心して応急手当が行える環境を整備するために、「バイスタンダー保険」の運用を開始しているところもあります。

安心して応急手当をしていただける環境を整備します！～政令市初！バイスタンダー保険の運用を開始！～　横浜市 (yokohama.lg.jp)

同様の保険は東京消防庁でも実施されています。

保険があるから大丈夫ということではなく、善意ある救助者を守るために、一日も早く「日本版善きサマリア人法」を作って欲しいものです。。（小児科　土谷）