long COVIDの臨床に関する総説がLancet誌に報告されていました(Lancet. 2024 Jul 31:S0140-6736(24)01136-X.)。若干古めですがご容赦くださいw
Long COVID: a clinical update – ScienceDirect
英国における自己申告によるlong COVIDの推定有病率:全体の有病率は1.8%で、最も罹患が多い年齢層は35〜65歳で、女性に多く、貧困の場合により有病率が高くなる(5段階で1が最も貧困)ことが分かりました。

「非労働力人口」と自己分類した人における有病率は5.7%で、就業能力に大きな影響を与えていることが分かりました。
症状の持続期間は少なくとも1年間が71%、少なくとも2年間が51%、少なくとも3年間が31%でした。
また、long COVIDのリスク因子をまとめたものでは、発症しやすく・回復しにくい要因として以下の9項目が記載されていました。
①既往症あり
②女性
③貧困
④初期に多くの症状を呈した
⑤COVID-19感染時に重症(入院した)
⑥ワクチン未接種または接種が不十分
⑦初期の感染時に休息がとれなかった
⑧初期の感染時に抗ウイルス薬が未投与
⑨再感染
long COVIDの症状持続期間が必ずしも短いとは限らないことを考えると、リスク因子を回避するべく、感染状況に合わせて罹患しない努力(ワクチン接種を含めた感染予防対策)を継続するしかないようです。
出来ることから、コツコツと!ですねw (小児科 土谷)


