生後2か月未満の赤ちゃんにはワクチンを接種することができません。
現在の県内の百日咳の流行では、小学校高学年から中学生およびその保護者世代の患者数が多くなっています。ご家族が百日咳含有ワクチンを接種することで、本人のみならず、新生児や乳児を百日咳から守ることができます。
新潟県医師会から百日咳含有ワクチン(3種混合ワクチン)に関する資料が公開されています。

新生児や乳児は、ワクチンを接種していない、あるいは、必要な回数を接種していないため、百日咳に罹患すると重症化しやすく、適切な全身管理と治療を行っても救命困難なことがあります。一方で、家族がワクチンを接種することで、本人だけでなく、新生児や乳児を百日咳から守ることができるのです。
該当する方は、ご家族と良く話し合った上で接種を検討して頂ければ幸いです。 (小児科 土谷)


