「The Japan Diet」と「和食」は異なるということをご存じでしょうか。紛らわしいですがw

日本動脈硬化学会は「肉の脂身や動物脂(牛脂、ラード、バター)、加工肉を控え、大豆、魚、野菜、海藻、きのこ、果物、未精製穀類を取り合わせて食べる減塩した食事パターン」を、動脈硬化性疾患の予防が期待される日本食パターン(The Japan Diet)の食事としており、動脈硬化性疾患予防のために、日本食パターンの食事を栄養素等指示量に見合った食品構成(食品の種類と量)で摂ることを推奨しています。
ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」は、「自然の尊重」という日本人の精神を体現した、食に関する「社会的慣習」で「日本人の伝統的な食文化」です。
「和食」は多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重、栄養バランスに優れた健康的な食生活、自然の美しさや季節の移ろいを表現した盛り付け、正月行事などの年中行事との関わりが特徴です。
しかし、日本各地で食べられてきた和食料理の中には濃い味付けのものが多くあります。これらの中には、食塩や脂が多い料理も含まれることがあり、高血圧や心疾患の危険を高めるので要注意です。
まとめると、「The Japan Diet」と「和食」は異なり、「和食」が日本人の食事を表す広い概念であるのに対し、日本動脈硬化学会の「The Japan Diet」は動脈硬化性疾患予防のための健康的な食様式のことを指します。
紛らわしいので、注意しましょうw (小児科 土谷)


