「ジブリのあの映画の本なのか?」と思って手に取った一冊です。

これも何かの縁ということで、せっかくなので読んでみました。

 

『君たちはどう生きるか』 吉野源三郎著

1935年に新潮社から山本有三氏が編纂された『日本少国民文庫』の最後に配本された本(1937年)です。
この頃は、軍国主義が日ごとに勢力を強めていき、この本が配本された1937年はあの盧溝橋事件が起こった年です。


軍国主義の勃興とともに言論や出版の自由が著しく制限されるなか、山本有三氏や新潮社が次の時代を背負うべき少年少女たちに向けて、偏狭な国粋主義や反動的思想を越えた自由で豊かな文化のあることをなんとかして伝えなければと、出版された文庫の中の一作品です。


中身の紹介というより、読んだ感想というと、最近自己中心的な考えが幅を利かしていた自分にはバシッ!と叩かれた感じですw

現代はもちろん軍国主義ではありませんが、格差社会・ネット社会・無責任な社会etcで、色んな社会問題が多くあります。

何度も読み返すべき本。若い人だけではなく、大人にも読んで頂きたいなと思いました(興味ある方は、是非一読を)。

 

そして・・実は、まだ映画の「君たちはどう生きるか」をまだ見ていないので、今度レンタルして見てみようと思います。 (小児科 土谷)