生後3~4ヶ月健診の役割

 それまで眠っている、もしくは泣いてばかりだった赤ちゃんの表情が豊かになると同時に、睡眠のサイクルが出来るなど、急速に人間らしさが現れてくる時期で、発達をチェックする上で鍵となる月齢のひとつです。

 運動発達を確認することが重要となるため、3ヶ月健診では、適切な栄養がとれていて、その結果、運動発達が適切かどうかを確認します。

赤ちゃんのこんなポイントを母子手帳や診察で確認しています!

  • 赤ちゃんの姿勢
  • 体格の評価(身長、体重、頭囲)
  • 首のすわり(引き起こし反応)
  • あやし笑い
  • 追視
  • ガラガラを持たせる
  • 原始反射の消失
  • 先天性股関節脱臼の有無

よくある相談と育児のポイント

赤ちゃんとの接し方

 徐々に母親の呼びかけに反応したり、母親と他人を区別したりすることが出来るようになります。昼間起きている時間も長くなり、昼夜の生活のリズムも出てくるため、子育てが以前よりも楽になります。

哺乳瓶を嫌がることもあります

 ミルクを欲しがる、欲しがらないがはっきりしてくる時期です。急に嫌がることもありますが驚かないでください。哺乳瓶を嫌がる時期でもあるため、強要すると余計に嫌がって哺乳してくれないことも多いです。時間をおいてからトライ、哺乳瓶のちくびを替える、あやして気を紛らわせながら哺乳させると良いでしょう。

皮膚のトラブルが増える時期です

 皮膚の清潔と保湿を保つようにしましょう。多くは乳児湿疹であるため、保湿などのスキンケアだけでも改善することも多いです。おむつ皮膚炎に対しては、おむつをこまめに交換し、ぬるま湯で優しく洗い、洗ったらよく乾燥させましょう。

便秘対策も忘れずに!

 1日1回以上の排便が認められると良いと思います。日中いきんでも排便できない、2-3日に1度しか排便がない場合は要相談です。

生後3-4ヶ月未満児の発熱は要注意です!

 複数のワクチンを接種した後に一時的に発熱する場合があります。予防接種後の発熱ではない、この月齢の乳児の発熱例には重症感染症が含まれている可能性があるため必ず医療機関を受診しましょう。

ご家庭での事故・窒息に注意しましょう!

 この月齢以降、窒息の事故が増加します。子どもの手の届く範囲に飲み込みそうなものは置かないように心がけましょう。乳幼児突然死症候群(SIDS)の原因にもなるため、目の届かない場所や夜間のうつぶせ寝は避けましょう。同様の理由で、赤ちゃんとの添い寝は避け、赤ちゃん用のベッドで眠らせると良いでしょう。

 

 生後3~4か月健診での診察チェックポイント、よくある相談について触れてみました。この時期、保護者の皆様からの相談は非常に多岐にわたります。可能な限り、保護者の皆様が安心できるように説明します。遠慮なく質問してください!