あんまりイメージわかないかもしれませんが、「がん」は大人だけの病気ではありません。
子どもがかかる様々ながんを総称して「小児がん」と呼びます。その中に含まれるのは、白血病、脳腫瘍、リンパ腫、神経芽腫(しんけいがしゅ)など多種多様であり、大人のがんとは大きく内訳が異なること、そして大人ではほとんど見られないがん種もあることが特徴です。
日本で1年間にがんと診断される子どもたち(0~14歳)は2000~2500人ほど。
全世代の988,900例(2021年)に比べると0.3%にも満たない数ですが、日本の子どものがん診断数は0~4歳児が最も多く、治療終了後も長期のフォローアップが必要です。医療の進歩により、小児がんの5年生存率は70~90%となりましたが、未だ年間500人近い子どもたちが亡くなっており、子どもの病死原因の一位となっています。
そんな小児がんへの理解を深め、支援を呼びかけるための国際的なキャンペーンが「世界小児がん啓発月間」です。
シンボルカラーはゴールド。
「子どもたちの命は金(ゴールド)のように貴重な宝である」という意味が込められています。
今月は小児がんと向き合っている子どもたちやそのご家族へ心からエールを送りましょう。
そして、今月は全国各地で「世界小児がん啓発月間」にちなんだイベントやライトアップが行われます。
皆様、是非ご参加ください! (小児科 土谷)

