９月25日から10月１日までの新潟県の感染症情報です。

 

​◆新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は全県で8.86です。

＊今週の定点当たり報告数は、前週の9.45に比べ、0.94倍に減少しました。

＊​新型コロナウイルス感染症入院サーベイランスにおいて、県内13の基幹定点医療機関から定点当たりの報告数は3.62（実数47例）でした。

 

◆インフルエンザに注意しましょう。

＊定点当たりの報告数が全県で3.95と前週の2.35に比べ増加しました。

 

◆定点報告

​全県に警報を発令している疾病：手足口病（警報基準5、終息基準2）

国の示す警報基準以上となった管内のある疾病：

　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎（警報基準８）：三条

　手足口病（警報基準５）：新潟市、三条、長岡

　ヘルパンギーナ（警報基準６）：糸魚川

 

◆上記以外の感染症情報は下記HPを参照してください

新潟県感染症情報（週報速報版）をお知らせします　令和5年第39週 – 新潟県ホームページ (niigata.lg.jp)

 

◆クリニック周囲の感染症情報

＊一部の保育園や小・中学校でインフルエンザAの流行を認めます。今後の感染動向に気をつけるとともに、基本的な感染症対策を行うとともに、予防接種を受けましょう。

＊一部の保育園でアデノウイルス感染症の流行を認めます。ご注意ください。

＊手足口病が依然として多く認められます。

＊溶連菌感染症、RSV、胃腸炎など多彩な感染症が認められる状況です。

 

＊寒暖差が大きくなり、体調を崩されるお子さんが多くなりました。基本的な感染症対策を行うとともに、今後のインフルエンザの流行に備えて、予防接種を受けましょう！　（小児科　土谷）