院長先生のブログ
〈見ること〉の哲学
折角なので、隙間時間を使って1冊読んでみました。
古本屋で見つけた1冊ですw
〈見ること〉の哲学ー鏡像と奥行ー 船木亨著
どうして鏡は上下や前後ではなく、左右を逆転させるのか?(鏡像問題)
見ることとは何か?
ひと言に「みる」といっても、「視る」、「診る」、「看る」、「観る」、「試る」、「監る」etc 色々あります。
僕の仕事は主に「診る」ことですが、目で見たもの、そこから得られた結論が「真実である」と短絡”視”することは危険です。
錯覚、思い込み、バイアス、無意識の意図、見たいものだけを見てしまう、意識しないものは目の前にあっても見えない、など・・・・
「見ることとは何か」
鏡像問題だけでなく、自分の「みる(診る)」を改めて考えさせられましたw (小児科 土谷)