ご存じの方も多いと思いますが、石川雲蝶は幕末～明治初期に新潟県で活躍した彫物の名匠で、新潟県内には様々な作品が現存しています。僕が南魚沼市の病院（旧六日町病院）に勤務していた頃に、永林寺と西福寺の開山堂で彼の作品を拝見したことを思い出し、せっかくなので長岡界隈の作品を見に出かけてみました。

今回は栃尾の秋葉神社の奥の院と貴渡神社を訪問（曹源寺はまた今度）。見ごたえのある宮彫りはいつ見ても圧巻です。

また、途中「静御前の墓」にも立ち寄りました。栃尾に源平の合戦で活躍した源義経にゆかりの深い人々の伝承（那須与一や音羽御前）が多く残っているのには驚きました！　（小児科　土谷）