7月24日から7月30日まで

◆新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は全県で18.51です。

＊今週の定点当たり報告数は、前週の12.98に比べ、1.43倍に増加​しました。

＊入院者数は130～150人程度で前週に比べて増加しました。病床使用率は​13％程度です。

＊7/24～7/25の期間で重症者２人、7/30に重症者１人の報告がありました。

＊中等症者数は10～15人程度で、前週に比べ減少しました。​

 

◆国の示す警報基準以上となった管内のある疾病：

　〇手足口病（警報基準５）：新潟市、新発田、新津、村上、佐渡

　〇ヘルパンギーナ（警報基準６）：新潟市、新発田、長岡、南魚沼、柏崎、上越​

　〇水痘（警報基準２）：糸魚川

　〇急性出血性結膜炎（警報基準１）：三条

 

◆上記以外の感染症情報は下記HPを参照してください

新潟県感染症情報（週報速報版）をお知らせします　令和5年第30週 – 新潟県ホームページ (niigata.lg.jp)

 

◎クリニック周辺の感染症情報

＊小学生・中学生で新型コロナウイルス感染症が流行しているのでご注意ください

＊学童以下の若年小児（園児など）でも新型コロナウイルス感染症が増加してきました

＊RSVウイルスによる細気管支炎も流行しています。

＊溶連菌感染症、アデノウイルス感染症、胃腸炎、ヘルパンギーナ、手足口病などが散見されています。

 

＊夏休みに入る前からCOVID-19が多かったのですが、年長児に感染者が多く見られる状況に変わりはありません。最近は園児など、若い世代に感染拡大しているので、今後の動向に注意しましょう。

＊祭りや花火、お盆の帰省を契機に、一気に感染が拡大する恐れがあります。発熱や咳、咽頭痛などの症状がある場合は、外出を控えましょう。やむを得ず外出される場合にはマスクを着用するとともに、手洗いの励行など基本的な感染対策の徹底をお願いします！　（小児科　土谷）