久しぶりに、タイトルに惹かれて手に取った1冊です。

 

「不適切な昭和」 葛城 明彦著

昭和生まれの自分としては、この本に書かれている40年代〜50年代はまさしく我が青少年期に合致する時代です。

思い出してみると、祖父母世代や父母世代の大人たちが痛ましい戦争を乗り越え、凄まじい努力をし、次の世代(まさに我々)にその努力を強要した時代でもありました。

そういう意味では色々と大変な時代でしたが、苦しさだけでなく面白い時代でもありましたw

  • 残業100時間超えは当たり前のとんでもない長時間労働が普通だった;自分の研修医2年目時代は残業200時間(ほとんどサービス残業)が当たり前だったので、平成初期までこれが普通だったのかもしれません。
  • 夏にたっぷり紫外線を浴びておけば冬に風邪をひかないと信じられていた。
  • 日清戦争の死者数を上回る「交通戦争」があった。
  • カエルの解剖が授業にあった。
  • 運動部では無意味なウサギ跳びが行われていた

などが見出しの一部ですが、中には今では驚かれる内容も書かれていました! 

個人的には・・・

  • スーパーが7時頃には閉まっていたので、24時間営業のセブンイレブンが出来て驚いた。
  • 無茶苦茶子どもが多かった!:自分の小学校は1クラス45人以上いて、1学年6-7クラス。運動会は運動場が足りずに2面同時展開で開催されていた。
  • ラーメンは中学生が部活帰りにお小遣いで食べられるものだった。

などなど。読み終えて、子どもの頃の懐かしい場面を思い出してしまいました。

 

たまに、令和にそぐわない行動をしてしまう自分ですが「あの昭和を生きた人なのね」と温かく見守って頂けると嬉しいです (小児科 土谷)。