９月４日から９月10日までの県内の感染症情報です。

◆新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は全県で23.53です。

＊今週の定点当たり報告数は、前週の22.65に比べ、1.04倍に増加しました。

＊入院者数は390～450人程度で前週に比べて減少しました。病床使用率は​27％程度です。

＊重症者5～7人の報告がありました。中等症者数は45～55人程度で、前週に比べ減少しました。​

◆定点報告

​全県に警報を発令している疾病：手足口病（警報基準5、終息基準2）

国の示す警報基準以上となった管内のある疾病：

　手足口病（警報基準5）：新潟市、新津

◆上記以外の感染症に関する情報は下記HPを参照してください

新潟県感染症情報（週報速報版）をお知らせします　令和5年第36週 – 新潟県ホームページ (niigata.lg.jp)

◆クリニック周辺の感染症情報

＊新型コロナ感染症はピークを越えつつありますが、幅広い年齢層で散発しており、注意が必要です。

＊インフルエンザAが散見されます（一部の保育園や学校に集積傾向あり）。今後の感染拡大にご注意ください。

＊一部の保育園で手足口病が拡がってきました。今後の感染動向にご注意ください。

＊RSウイルス、ヒトメタニューモウイルス、感染性腸炎、溶連菌感染症も散見されます。

＊新学期も始まり、人の流れが本格化する中で、多彩な感染症が広がっています。外出する際は基本的な感染症対策の徹底をお願いいたします。　（小児科　土谷）