院長先生のブログ
日傘をさす女
暑い8月も終盤です。
夏の照り付ける「日差し」から連想して、皆さんもご存じの1枚です。
モネ「日傘をさす女」(1875年作 ワシントン ナショナルギャラリー)
モネがアルジャントゥイユに住んでいた頃に描いた作品で、モネの妻カミーユと息子と過ごした、家族の日常を表現しています。カミーユのベールとドレスは渦を巻くように、その背景には白い雲が流れており、振り返った一瞬をとらえた画ですが、全体に動きが感じられます。そして、全体的に家族の幸せ感満載で、見ている側がホッコリしてしまいますね。
モネには珍しい人物画。
優しくて、陽射しや風が感じられて、個人的に好きな作品なので紹介してみましたw (小児科 土谷)