8月5日から8月11日までの感染症情報です。

 

◆新型コロナウイルスに注意しましょう。

＊定点あたりの報告数が全県で11.69と前週の​13.64に比べ減少しました。

＊季節性インフルエンザであれば注意報基準に相当する定点当たりの報告数10を超えています。

◆手足口病の警報を発令しています。

＊定点当たりの報告数が全県で11.24と前週の​15.47に比べ減少しました。国の示す終息基準（定点当たり2）を下回るまで警報を継続します。

 

◆警報を発令している疾患

全県に警報を発令している疾病：手足口病（警報基準5、終息基準2）

国の示す警報基準以上となった管内のある疾病：

　咽頭結膜熱（警報基準3）：上越

　手足口病（警報基準5）：新潟市、新発田、三条、長岡、魚沼、南魚沼、十日町、柏崎、糸魚川、村上、佐渡、上越

　ヘルパンギーナ（警報基準6）：佐渡

 

◆上記以外の感染症に関する情報は下記HPを参照してください

新潟県感染症情報（週報速報版）をお知らせします　令和6年第32週 – 新潟県ホームページ (niigata.lg.jp)

 

◆クリニック周辺の感染症情報

＊溶連菌感染症が断続的に認められます。

＊手足口病が流行しています。乳幼児だけでなく、大人にも感染することがあるので、大人も感染予防に心がけましょう。

＊COVID-19が散発しています。今後の動向にご注意ください。

＊昨年ほどではありませんが、ヘルパンギーナなどの夏季に流行するウイルス感染症が散発しています。ご注意ください。

 

＊夏休みも終盤です。新学期に向けて準備を整えたいところですが、上記のように感染症が完全に鎮静化していません。学校再開後に、感染拡大する可能性も否定できないので、夏休み期間中のうちに、きちんと治してしまいましょう！　（小児科　土谷）