昨日がネット関連の話題だったので、今日もそれに関連した内容にしてみましたw
インターネット依存にはどんな介入が効果があるのでしょうか? メタ解析およびネットワークメタ解析の結果を紹介します( Journal of affective disorders. 2022 Sep 15;313;56-71.)。
2021年8月までに公表されたインターネット依存に対する介入効果を評価したランダム化比較試験(RCT)を、各種データベース(PubMed、Cochrane、Embase、Web of Science、PsycINFO、ProQuest、CNKI、WanFang、VIP database、CBM)より検索しました。バイアスリスクは、RCTのための改訂版コクランバイアスリスクツール(RoB2)を用いて評価しました。従来のメタ解析およびネットワークメタ解析には、Rstudio SoftwareおよびStata 14.0を用いました。
その結果、59件のRCT(3,832例)をメタ解析に含めました。
24件のRCTによる従来のメタ解析では、CBT、グループカウンセリング、スポーツ介入、インターネットベース介入などが、未治療の対照群との比較において、インターネット依存レベルを有意に低下させることが示唆されました(SMD:-1.90、95%CI:-2.26~-1.55、p<0.01、I2=85.9%)。また、様々なスケールに基づくネットワークメタ解析では、介入の組み合わせがインターネット依存に最適な介入である可能性が最も高いことが示唆されました(IATに基づくSUCRA=91.0%、CIASに基づくSUCRA=89.0%)。
以上から、インターネット依存には殆どの介入が効果的でしたが、単一介入よりも組み合わせた介入のほうが、より症状の改善が期待できることが分かりました。
青年期を中心に社会問題化しているネット依存。年々、低年齢化しているように思えます。
きちんと家庭内で「ルール作り」をしてから、子どもに使わせるようにしましょうね! (小児科 土谷)

