小児に対して使われた新型コロナワクチンの予防効果に関する報告を紹介します。
2024年8月29日~2025年9月2日までの期間、9つの州を含む複数拠点ネットワークにおいて、子どもたちに対する新型コロナワクチンの重症化予防効果が調べました。
具体的には、2024~2025年型の新しい新型コロナワクチンの接種を受けた者と受けなかった者を比較したところ、新型コロナ関連の救急外来または緊急治療室受診に対するワクチンの有効性は、生後9ヵ月~4歳児では76%、5~17歳の年代では56%と、いずれも高い数字でした。
2024年~2025年にかけて使用された新型コロナワクチンは、COVID-19による重症化を良く抑えていた模様です。
にもかかわらず、この期間中に約3万8千人の小児がCOVID-19で入院をしていたことを考えると、オミクロン株といえども侮れずです。
脳炎・脳症などの合併症や後遺症のことを考えると、やはりCOVID-19は厄介な感染症だと思います。 (小児科 土谷)


