急性感染後に後遺症が残るのは新型コロナ感染だけではありません。

以前のTrends in Immunologyオンライン版にも同様の内容が示されていましたが、自分の勤務医時代の実感もその通りです。

The lingering shadow of epidemics: post-acute sequelae across history: Trends in Immunology

 

既報とともに、ポリオウイルス、エボラウイルス、インフルエンザウイルス、EBウイルス、チクングニアウイルス、新型コロナウイルスなどによるウイルス感染や、ジアルジア・ランブリアによる寄生虫感染、ボレリア・ブルグドルフェリ、コクシエラ・バーネティーや溶連菌(A群レンサ球菌)などの細菌感染によっても後遺症が出ることが示されています。


要するに、新型コロナウイルス以外に「種々のウイルス、細菌や寄生虫において急性感染後に後遺症が認められる」ということは、歴史的に何度も繰り返されているということです。

 

「かかって治せ」は正に暴論です。感染症は、罹患しないで済むなら、それに越したことはないのです。 (小児科 土谷)