院長先生のブログ
大河の一滴
数年ぶりに再読してみました。
『大河の一滴』五木寛之著(幻冬舎文庫)
これからの時代(現在もですが・・)は[寛容(トレランス)]の時代であって欲しいと思います。
最近の日本は「不寛容な国」になりつつあります(既になっているかも)。
何だか、不寛容(イントレランス)の方々が増えたような気がします。
一昔前の昭和なら許されたことがワンアウトで人生終了、みたいな感じで嫌です。
[寛容]とは許すこと、欠点を認めること
激励ではなく慰め
つまり、がんばらなくてもいいんです。
がんばれない人に、
人ががんばれない時に、がんばれなんて言わなくていい
時には深刻に落ち込むことも大事なことです。
久しぶりに読んだせいかもしれませんが、この本は読む度に、受け取るメッセージが変わります。
まずは自分から、「寛容さ」を日常で発揮していきたいな~と思いましたw (小児科 土谷)