院長先生のブログ
3人の大天使
9月29日は大天使である聖ミカエル、聖ガブリエル、聖ラファエルの祝日とされています。あんまり日本人には馴染みが少ないと思いますが。。
大天使といっても、天使の9つの階級の中では第8位で、実は位が低かったりするのですが、それだけ人間界と近いため、人間と神の連絡係の役目を果たす役割を担っているんでしょうね。聖書や絵画にもよく登場します。
聖ミカエルは、「神と似た者」の意味で、勇気や正義を促す役割をします。聖書では、悪魔と戦った天使とされています。ちなみに、フランシスコ・ザビエルさんが、聖ミカエルを日本の守護者と定めています。
聖ガブリエルは、「神の力」という意味で、新約聖書では、ザカリアに洗者ヨハネの誕生を、聖母マリアに救い主イエスの誕生を伝えていて、通信・報道の保護者(神の言葉を伝えるメッセンジャー)といわれます。ちなみに、最後の審判でラッパを吹くのも聖ガブリエルですw
聖ラファエルは、「神はいやされた」という意味で、癒しの天使と呼ばれています。心と体のバランス、そして平和な心に導く助力が恵まれるとされています。「トビト記」ては、ラファエルがトビトの息子の旅に付き添い、悪魔アスモデウスから守ったことから、旅人を守る天使ともいわれています。
こういう祝日にお願いしたら、大天使が神様に取り次いでくれて願いが叶うんじゃないか?と邪念が沸いてしまいますねw (小児科 土谷)