5月20日から5月26日までの県内の感染症情報です。

 

◆咽頭結膜熱の警報を発令しています。

＊定点当たりの報告数が全県で1.98と前週の​1.69​​​に比べ増加しました。国の示す終息基準（定点当たり１）を下回るまで警報を継続します。

◆A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の警報を発令します。

＊定点当たりの報告数が全県で8.20と前週の7.40に比べ増加し、国の示す警報基準（定点当たり８）を超えたため、警報を発令します。国の示す警報終息基準(定点当たり４)を下回るまで、警報を継続します。

 

◆警報を発令している疾患

国の示す警報基準以上となった管内のある疾病：​

　咽頭結膜熱（警報基準３）：新発田、三条

　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎（警報基準８）：新発田、三条、南魚沼、村上、佐渡、上越

　手足口病（警報基準５）：魚沼

 

◆上記以外の感染症に関する情報は下記HPを参照してください

新潟県感染症情報（週報速報版）をお知らせします　令和6年第21週 – 新潟県ホームページ (niigata.lg.jp)

 

◆クリニック周辺の感染症情報

＊インフルエンザAが小学生で流行しています。ご注意ください。

＊依然として溶連菌感染症が年齢を問わず流行しています（家庭内感染で小さなお子さんも罹患しています）。マスクの着用や手洗いの励行が感染予防に有効なので、きちんと感染症対策を行いましょう。

＊手足口病・感染性腸炎が散発しています。今後の流行動向にご注意ください。

 

＊いよいよ6月です。ジメジメした日が続き、体調を崩しやすくなるので体調管理にご注意ください。また、小学生中心にインフルエンザAが流行しています。今後の感染拡大に備えて、きちんと感染症対策を行いましょう。　（小児科　土谷）