院長先生のブログ
いとも優雅なる中世の小宇宙
先月、国立西洋美術館の常設展示を見に行ったついでに、「内藤コレクション 写本 — いとも優雅なる中世の小宇宙」を見てきました。
(個人的に国立西洋美術館の常設展は好きなので、何度も見に行きますw)
写本とはいえ、当時人々の信仰を支え、知の伝達を担う主要な媒体。
華やかな彩飾が施され、一級の美術作品へと昇華を遂げたものもありました。
今回の企画展では、聖書や詩編集、時祷書、聖歌集などをもとに、中世に普及した写本の役割や装飾の特徴を見ることができます。文字と絵が一体となった彩飾芸術の美、挿絵が小さかったのが老眼の自分には厳しかったですが、なんとかスマホで拡大しながら鑑賞することが出来ましたw
僕みたいな老眼の方は、小さい挿絵の作品も多いので、拡大鏡を持参していくと良いと思います。 (小児科 土谷)