7月29日から8月4日までの県内の感染症情報です。

 

◆新型コロナウイルスに注意しましょう。

＊定点あたりの報告数が全県で13.64と前週の11.20に比べ増加しました。季節性インフルエンザであれば注意報基準に相当する定点当たりの報告数10を超えています。

◆手足口病の警報を発令しています。

＊定点当たりの報告数が全県で15.47と前週の19.80に比べ減少しました。国の示す終息基準（定点当たり2）を下回るまで警報を継続します。

 

◆警報を発令している疾患

全県に警報を発令している疾病：手足口病（警報基準5、終息基準2）

国の示す警報基準以上となった管内のある疾病：

　咽頭結膜熱（警報基準3）：上越

　手足口病（警報基準5）：新潟市、新発田、新津、三条、長岡、魚沼、十日町、柏崎、糸魚川、村上、佐渡、上越

　ヘルパンギーナ（警報基準6）：佐渡、上越

 

◆上記以外の感染症に関する情報は下記HPを参照してください

新潟県感染症情報（週報速報版）をお知らせします　令和6年第31週 – 新潟県ホームページ (niigata.lg.jp)

 

◆クリニック周辺の感染症情報

＊手足口病が流行しています。

＊溶連菌感染症が断続的に流行しています。

＊一部の園でCOVID-19が流行しています。今後の流行動向にご注意ください。

＊下痢、嘔吐といった感染性腸炎と思われる患者さんが増加しています。手洗い等、基本的な感染対策をきちんと行いましょう。

 

＊お盆休みの時期になりました。徐々にピークを越えつつありますが、依然として多彩な感染症が流行しています。帰省の時期と重なり、さまざまな感染症がシャッフルされ再流行する危険もあります。外出される場合は、感染症対策をきちんと行いましょう。　（小児科　土谷）