隙間時間に読んでみた1冊です。

 

「平和の遺伝子 日本を衰退させる空気の正体」  池田信夫著

12,000年前に日本人の祖先が定住し始め縄文、弥生時代へと営む歴史を紐解いており、人々はどのように暮らし、人間集団はどのように統制が取れていたのか論じています。

「平和の遺伝子」というタイトルだけ見ると平和論ぽいですが、本書の焦点はそこでははなく、日本にある「空気」の正体。

日本社会の「空気を読む」という文化について、本書では歴史学・考古学も踏まえて狩猟採集から定住社会への移行(「定住革命」)にまでその起源を求めています。

そして歴史、経済に対する鋭い視点は興味深く、内容に引き込まれ一気読みw

 

読み終えて、日々の行動に落とし込んで考えてみると、「変化することで成功する個人」の積み上げで変われる人から変わってゆく、変わらない組織は化石化するしかないのかな?と改めて思わされました。自分の所属する組織の強さ/弱さを知った上で、じゃあ自分はどう変化する?と考える機会を得て大変有意義でした。

 

また、深く頷ける部分、目から鱗の部分、じっくり読まないと良く分からない部分もあり、余裕があればきちんと読み直してみようと思います。 (小児科 土谷)