久しぶりに1冊の絵本を紹介させて頂きます。
「木を植えた男」
原作者=ジャン.ジオノ
画家=フレデリック.バック 訳者=寺岡 たかし 発行者=山浦真一
本文中の最後の一節から
たった一人の男が、
その肉体と精神をぎりぎりに切りつめ、
荒れはてた地を、
幸いの地としてよみがえらせたことを思うとき、
わたしはやはり
人間のすばらしさをたたえずにはいられない
暗い荒れた土地から、明るく輝いた場所に生まれ変わる様子が、素晴らしく描かれており、穏やかさや安心感に包まれるように感じます。
二度の世界大戦など社会がどのように変わろうとも、自分の心の善なるものに従い一つのことをやり続けること。
同じように、これから老年を迎えつつある自分にとって、色々と考えさせられる絵本でした。 (小児科 土谷)

