8月12日から8月18日までの県内の感染症情報です。

◆新型コロナウイルスに注意しましょう。

＊定点あたりの報告数が全県で8.91と前週の​11.69に比べ減少しました。

◆手足口病の警報を発令しています。

＊定点当たりの報告数が全県で4.95と前週の​11.24に比べ減少しました。国の示す終息基準（定点当たり2）を下回るまで警報を継続します。

◆警報を発令している疾患

全県に警報を発令している疾病：手足口病（警報基準5、終息基準2）

国の示す警報基準以上となった管内のある疾病：

　手足口病（警報基準5）：新発田、三条、長岡、十日町、柏崎、村上、佐渡

◆上記以外の感染症に関する情報は下記HPを参照して下さい

新潟県感染症情報（週報速報版）をお知らせします　令和6年第33週 – 新潟県ホームページ (niigata.lg.jp)

◆クリニック周辺の感染症情報

＊ピークを越えつつありますが、手足口病が認められます。

＊断続的に溶連菌感染症が認められます。

＊RSウイルスによる細気管支炎が目立つようになってきました。ご注意ください。

＊COVID-19の感染例が目立つようになってきました。成人のCOVID-19は増加しており、今後小児でも感染拡大する危険性があります。今後の動向にご注意ください。

＊夏休みも終盤。今週から新学期が開始される学校も多いのではないでしょうか。上記の感染症に加えて、県外等ではマイコプラズマ感染症も目立っているようです。学校再開後にさまざまな感染症の流行が認められることがあります。体調不良時は療養を優先し、多くの人が集まる学校・園への登校・登園等は控えましょう。　（小児科　土谷）