院長先生のブログ
新潟県の感染症情報
8月19日から8月25日までの感染症情報です。
◆新型コロナウイルス感染症に注意しましょう。
*定点あたりの報告数が全県で12.77と前週の8.91に比べ増加しました。季節性インフルエンザであれば注意報基準に相当する定点当たりの報告数10を超えました。(第31週:13.64、第32週:11.69、第33週:8.91)
◆手足口病の警報を発令しています。
*定点当たりの報告数が全県で3.53と前週の4.95に比べ減少しました。国の示す終息基準(定点当たり2)を下回るまで警報を継続します。
◆警報を発令している疾患
全県に警報を発令している疾病:手足口病(警報基準5、終息基準2)
国の示す警報基準以上となった管内のある疾病:
咽頭結膜熱(警報基準3):上越
手足口病(警報基準5):魚沼、村上、佐渡
急性出血性結膜炎(警報基準1):三条
◆上記以外の感染症に関する情報は下記HPを参照してください。
新潟県感染症情報(週報速報版)をお知らせします 令和6年第34週 – 新潟県ホームページ (niigata.lg.jp)
◆クリニック周辺の感染症情報
*RSウイルス感染症が乳幼児・園児を中心に流行しています。
*溶連菌感染症は、断続的に、年代、場所を問わず認められます。
*COVID-19が目立つようになってきました。成人で増加傾向にあるため、子どもも気をつけましょう。
*今週から9月です。先週から学校も再開され、今後さまざまな感染症が流行してくるものと思われます。発熱や咳などの症状がある場合は、外出を控えましょう。外出時は基本的な感染症対策を忘れずに。 (小児科 土谷)