院長先生のブログ
新潟県の感染症情報
9月2日から9月8日までの感染症情報です。
◆新型コロナウイルス感染症に注意しましょう。
*定点あたりの報告数が全県で11.55と前週の12.03に比べ減少しました。季節性インフルエンザであれば注意報基準に相当する定点当たりの報告数10を超えています。
◆手足口病の警報を発令しています。
*定点当たりの報告数が全県で5.64と前週の4.58に比べ増加しました。国の示す終息基準(定点当たり2)を下回るまで警報を継続します。
◆警報を発令している疾患
全県に警報を発令している疾病:手足口病(警報基準5、終息基準2)
国の示す警報基準以上となった管内のある疾病:
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(警報基準8):上越
手足口病(警報基準5):新発田、三条、長岡、魚沼、十日町、糸魚川、上越
急性出血性結膜炎(警報基準1):三条
◆上記以外の感染症に関する情報は下記HPを参照してください
新潟県感染症情報(週報速報版)をお知らせします 令和6年第36週 – 新潟県ホームページ (niigata.lg.jp)
◆クリニック周辺の感染症情報
*RSウイルス感染症が目立ちます。乳幼児などの小さいお子さんはお気を付けください。
*COVID-19が目立つようになってきました。今後の動向にご注意ください。
*溶連菌感染症が世代を問わず、断続的に流行しています。
*手足口病のピークは越えましたが、一部の保育園でまだ流行しています。ご注意ください。
*ようやく朝夕が過ごしやすい季節になってきました。外出される方も多いと思います。まだ県内は上記のような多彩な感染症の流行が認められています。外出時は基本的な感染症対策を行いましょう。 (小児科 土谷)