院長先生のブログ
新潟県の感染症情報
9月16日から9月22日までの感染症情報です。
◆手足口病の警報を発令しています。
*定点当たりの報告数が全県で8.36と前週の7.71に比べ増加しました。国の示す警報基準(定点当たり5)を超えています。
◆警報を発令している疾患
全県に警報を発令している疾病:手足口病(警報基準5、終息基準2)
国の示す警報基準以上となった管内のある疾病:
咽頭結膜熱(警報基準3):上越
手足口病(警報基準5):新潟市、新発田、三条、長岡、魚沼、十日町、柏崎、糸魚川、上越
◆上記以外の感染症に関する情報は下記HPを参照してください
新潟県感染症情報(週報速報版)をお知らせします 令和6年第38週 – 新潟県ホームページ (niigata.lg.jp)
◆クリニック周辺の感染症情報
*手足口病が園児を中心に認められます。
*断続的に溶連菌感染症が認められています。基本的な感染対策の徹底をお願いします。
*COVID-19が年長児・学童を中心に増えてきました。今後の動向にご注意ください。
*ヘルパンギーナ、急性胃腸炎、RSウイルス感染症が散発しています。
*朝夕ずいぶん過ごしやすくなってきました。季節の変わり目ということで、体調を崩して来院されるお子さんが増えてきました。10月からはインフルエンザのワクチン接種も開始され、時期的に秋・冬の感染症シーズンの幕が開けます。今後に備えて、現在体調を崩されているお子さん達は、きちんと治してしまいましょう! (小児科 土谷)