秋の読書ということで、久々に手に取ってみた1冊ですw
「弱者の戦略 」 稲垣 栄洋著
雑草生態学の研究者が、「弱者」動植物が生存率を向上させるために進化した戦略を紹介ています。
食われにくいように、群れる、逃げる、隠れる、ずらす戦略。
同じ場所でも棲み分けるなど、ニッチの条件を細分化することによって、ナンバー1を維持する戦略。
複雑さや変化を好むことによって勝つ戦略。
安定した環境では卵や種を減らして大きくする方が有利で、不安定な環境では小さくとも数を増やす戦略が有利。
メスやエサを巡る争いではこそ泥戦略やメスに化ける戦略を取るものもいる。 などなど
動物も植物も生物は種を保存するために、ホントにいろんな戦略が取られています。
それまでの戦略が成功した生物が「今の地球上に生き残っている」ことになりますが、これからも地球環境は間違いなく変わっていくので、百年後、千年後、人間も含めてどんな生物が生き残り繁栄しているのか興味深いです。
「生き残った生物が強い生物」
自分の弱さを忘れず、その弱さを利用できるように変化していくことの重要性を再認識させられました。これは「強い組織」として、これからの社会で生き残っていく際にも共通することだと思います。 (小児科 土谷)


