院長先生のブログ
新潟県の感染症情報
11月18日から11月24日までの感染症情報です。
◆インフルエンザの流行期に入りました。
*県内では定点当たりの報告数が全県で1.53と前週の1.75に比べ減少しましたが、流行期にあります。(流行期入りの目安:定点当たり1)
*全国でもインフルエンザの流行期に入っています。
◆全国でマイコプラズマ肺炎が流行しています。
*県内では定点当たりの報告数が全県で1.77と前週の1.92に比べ減少しました。
◆手足口病の警報を発令しています。
*定点当たりの報告数が全県で3.96と前週の6.38に比べ減少しましたが、国の示す警報発令基準(定点当たり5)を超えています。警報終息基準(定点当たり2)を下回るまで警報を継続します。
◆警報を発令している疾患
全県に警報を発令している疾病:手足口病(警報基準5、終息基準2)
国の示す警報基準以上となった管内のある疾病:
水痘(警報基準2):村上
手足口病(警報基準5):三条、長岡、十日町、上越
急性出血性結膜炎(警報基準1):三条
◆上記以外の感染症に関する情報は下記HPを参照してください
新潟県感染症情報(週報速報版)をお知らせします 令和6年第47週 – 新潟県ホームページ
◆クリニック周辺の感染症情報
*学童を中心にマイコプラズマ感染症(肺炎)が流行しています。ご注意ください。
*溶連菌感染症は断続的に認められています。引き続き感染対策をよろしくお願いいたします。
*手足口病のピークは過ぎましたが、園児、学童で散発的に発生しています。
*急性結膜炎症状(目脂、眼の充血など)を訴えて来院されるお子さんが増えてきました。ご注意ください。
*もう12月です。まだ見附市内にインフルエンザの「波」はやってきていませんが、県内各地でインフルエンザの発生報告がなされています。インフルエンザシーズンが本格的に到来する前に、ワクチン接種を行い備えましょう。そして、現在体調を崩されているお子さんは、今のうちにきちんと治してしまいましょう! (小児科 土谷)